靴を脱いで寛げるロビーが誕生
7月12日(金)まで工事を行っていた1Fロビーを開放いたしました。
今回のロビーは「靴を脱いで」ゆったりと寛げるスペースとしております。
(キャリーケースも入口のスペースに置いて頂ければと思います。)
「ON THE TRIP」の成瀬勇輝さんと「既知から未知へ」の浅井邦彦さんに素敵な空間をつくっていただきました。
今回のポイントは、
1.熱田神宮への参拝の音声ガイド
2.植栽
3.家具
です。
まず、「1.熱田神宮への参拝の音声ガイド」はON THE TRIPの音声ガイドと壁に掛けられた展示で紹介しています。音声ガイドは下記リンク(iOSのみ)から無料で聴くことができます。
次に、「2.植栽」は今回の重要なポイントの一つで、これまでになかった植物たちが多く配置されています。西畠清順さんの運営されている「そら植物園」から厳選した植物たちを届けていただきました。
特にインパクトのある「ビロウヤシ」は、アジア原産の大型ヤシで、九州、沖縄や自生しているものが見られます。調べてみると、宮崎県にはビロウが生息していいたことに由来した枇榔島(びろうじま)という無人島があり、その昔、美人がたくさん住んでいたという伝説があるそうです。
そして、「3.家具」では、今後ホテルと共に長く愛され使われる家具を選定いただきました。
〜まるテーブル〜
マルニ木工は、1928年に「日本の住宅文化を高めたい」という志をもって創業され、木製家具づくりに真摯に向き合ってきた広島発祥の老舗メーカー。戦後、マルニ木工は木材の人工乾燥技術の研究開発をはじめ、高度な木工加工表現のため新技術の開発導入、合理的な生産方法の習得など材料から完成まであらゆる工程での改革を進め「技術のマルニ」と評される礎を築きました。昭和中期の作品の円テーブル。
〜カウンターいす〜
1914年創業のコトブキ。
1950年代にFRPシェルチェアの開発に剣持勇とともに開発し、量産に成功。
日本を代表するFRPメーカーとなった。
1969年に柳宗理によってデザインされたFRPチェア。
〜ソファ〜
1947年創業karimoku(カリモク)は日本を代表する老舗家具のトップメーカーです。”100歳の木を使うならその年輪にふさわしい家具をつくりたい”をコンセプトにその造りの良さで高い評価を得ています。
〜まるテーブルの椅子〜
秋田曲木は1911年、秋田県雄勝郡で創業された日本唯一の曲木家具専門ブランド。
1930年代には曲木製自動車ハンドルや曲木製こたつを実用新案として登録しています。
1950~60年代には剣持勇デザインのスタッキングスツール、福田友美デザインのハーフアームチェア、柳宗理デザインの曲木鏡などを発表して曲木家具の高い技術を発揮しています。
7月28日(日)に、丸テーブルの横にローソファが追加で設置されます。
是非、お泊りの際は1Fロビーにて「靴を脱いで」、植物が見えるカウンターでお仕事をされたり、お友達とゆったりお過ごしいただければと思います。
今後も進化し続ける「エクセルイン名古屋熱田」をよろしくお願いいたします。