Project Info
Project Description
最近のリクライニングチェアは集中する姿勢と、リラックスするときの姿勢を変えることがとてもスムーズになり、いつでもオンオフを切り替えられるようになりました。
しかし、その便利が「集中していてもすぐにくつろげる姿勢になれるという甘え」になってしまうという問題があります。
そこでオンオフ切り替えるためには座る方向を変えなければいけない椅子を制作いたしました。
一見不便に見えますが、「オンとオフを切り替える際にワンアクション起こさなければいけない」ということがかえってスイッチになるのです。オンとオフの姿勢で目に入るものが違う、というのも集中している時の誘惑を減らすことができるでしょう。とにかく便利な家具が増える中「不便」を逆手に取った家具です。
【展示期間:2019/01/19 ~ 2019/02/07】